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Man drinks water to stay hydrated

栄養&健康

水分補給でヘルシーに: 水が免疫力をサポートする仕組みとは

スーザン・ボワーマン - M.S., R.D., CSSD, CSOWM, FAND ワールドワイド ニュートリション エデュケーション&トレーニング シニアディレクタ ー 2023年7月19日

健康維持に重要な身体の機能である「免疫」というシステムには、水分の働きが大きく関わっています。

水は地球上で最もナチュラルな飲み物であり、人類はお茶やビール、ワインを飲むずっと以前から水を飲んできました。コップ一杯の水を飲むことに色々と悩む必要はありませんが、世界最古の飲み物について、そしてその必要性を思い返してみましょう。

人間の体は70%近くが水分で占めており、体液は驚くほど多くの重要な役割を担っています。食べ物を適切に消化し細胞に栄養を届けつつ不要な物質を取り除くためにも水を十分に飲む必要があります。

水分が足りないと、体温調節が難しくなり、関節はスムーズに動きにくくなり、筋肉も疲れやすくなります。つまり、すべての細胞、組織、臓器が適切に機能するためには水が必要なのです。

水と免疫

体内の他のシステムと同じように、免疫システムの細胞も、その働きをするために栄養素を必要とします。水が免疫力をサポートする主な3つの方法は次の通りです:

栄養素の吸収に不可欠

水分は消化の全過程で必要とされ、特に栄養素が血流に吸収されるときに必要です。血液中に吸収された栄養素は、水分の多い環境で体中の細胞に運ばれ、取り込まれ利用されます。

リンパ液の重要な成分

水は、リンパ(またはリンパ液)と呼ばれる免疫系の重要な成分です。リンパ液は別の血管系を通って移動します。

リンパ液には、体が感染と戦うのを助けるリンパ球と呼ばれる特殊な白血球が含まれています。リンパ液が循環することで、体内の老廃物や毒素、不純物(細菌やウイルスも含む)を取り除くことができます。リンパ系は約96%が水分であるため、水分不足がこの自然な排出システムの働きを低下させることは明白です。

健康な粘膜の維持に役立つ

水と水分が免疫力をサポートするもうひとつの方法は、粘膜の健康を維持することです。皮膚が体の外側を外敵から守るのと同じように、水分を含んだ粘膜もバリアとして機能します。粘膜は、鼻の穴や口、のどなど、体内の空気に触れる部分を保護しており、体内の水分が不足すると、鼻腔が乾燥し、保護機能が低下します。

風邪を引き咳が出て喉が乾燥している場合、発熱している場合、胃や腸の不調で水分が不足している場合は、体内の回復を助けるために水分を十分に摂取することが極めて重要です。

水分補給に役立つ6つのヒント

毎日十分な水を飲むのが難しいという方に、役立つヒントをお伝えします。

1.視覚を活用する

飲む水の量を実際に目で見て1日を通して状況を確認すると目標の達成に役立ちます。その日に飲む予定の量をピッチャーなどに入れ、キッチンカウンターや職場のデスクに置いておきましょう。 視界に入れることで飲むことを忘れにくくなり、量が減っていくのがわかるとモチベーションも保ちやすくなります。

2.冷やす

冷水は常温の水よりもたいてい爽やかに感じるものです。冷凍庫で凍らせたペットボトルの水を日中持ち歩くのも一つの手です。数時間は冷たい状態が保てますので常温よりも飲みやすく感じられることでしょう。

3.朝起きたら飲む

英語で口臭のことを”Morning mouth(朝の口)”と言うことがあるように睡眠明けの朝は自然と口が乾燥して、そのために口臭がきつく感じられます。朝起きたら他のことをする前にまずはうがいをしてからコップ1杯の水を飲みましょう。

4.風味をつける

オリジナルの水を作りましょう。輪切りのレモンやライム、キュウリ、ベリー類、ミント、生姜などを水に加えてみましょう。 見た目も涼やかに演出できますし、爽やかな味わいも添えられます。

5.食べ物からの水分

野菜や果物(特にキュウリ、メロン、トマト、葉物野菜)には水分が多く含まれていますので、食べることで1日に必要な水分摂取に役立つことを覚えておきましょう。

6. 記録する

カロリー摂取の記録をつけるのと同じように、飲む水の量の記録をつけるのは効果的です。ピッチャーを机の上に置いておけば、いつでも自分が飲んだ水の量と、その日のうちに飲むべき水の量を確認することができます。スマホ用のアプリなど、飲むことのリマインダーを設定できたり、進捗を記録できたり、中には目標を達成したら褒めてくれるものもあります。